8月20日(土)午前11時45分に羽咋市など能登地域2市2町(その後範囲が拡大され4市4町に)で大雨による「土砂災害警戒情報(レベル4)」が気象庁、県からだされました。NHKテレビでも大きなテロップが流され、一瞬大きな不安がよぎりました。
羽咋市では時間雨量55ミリ。午前9時から午後6時にかけて177ミリの降雨が記録されました。
兼ねてから組織していた自主防災組織が参集され、町会役員や消防団の方々と被害状況の確認、市への状況報告をおこない、土曜、日曜と休日返上の復旧作業にみなさんと共に取り組みました。
◆公民館での自主防災会と消防団による被害確認と地図への落とし込み。
幸い人命等にかかわる問題は起こりませんでしたが、越水やがけ崩れ、土砂堆積など20か所を超える災害の爪痕が残りました。
◆主な被害状況と地元民による復旧作業の状況
・JR七尾線の線路が冠水
・千路駅東側踏切(鹿島路地内)のがけ崩れ
・濁流が溢れた川での消防団による土嚢積み
・住民の方々らによる復旧作業
・田んぼの用水も土砂で埋まり、稲刈りへの影響も心配されました。
今後の台風の影響も心配されます。異常気象から局所的な猛烈な雨が日常化されつつあります。
まずは自分たちでできることから住民の命と財産を守る行動をとっていくことが大切です。