終わりの見えない物価の高騰は、羽咋市を始めとする地方に住む方々にとって、大きな問題です。
特に、年金で暮らす高齢者の皆様や、一人で子供を育てるシングルマザーの方々からの悲痛な声が多く寄せられています。
羽咋市全体での高齢化の割合は、
住民10人に対して65歳以上が4人という割合になっています。中心部から離れた町会になれば若い人の割合も減り、
例えば、私の住む鹿島路町では10人に対して5人が高齢者という割合になっています、この割合は今後ますます高くなり、市全体で高齢化率が50%近くになることが予測されています。
そして、若い人の割合が少ないということは、一人で暮らしている高齢者が多いということ。障害があり施設や在宅で介護を受けざるを得ない方もおります。
高齢者の皆さんは、限られた年金をやりくりし日々暮らしておられますが、年金は30年間増えていない状況です。
物価高に対応した賃金の上昇はあるものの、
賃金を支払う企業側の負担も大きく、結果として賃金の上昇が物価に追いついていない状況です。
実質賃金がプラスになるまで、支援の継続が必要です。
シングルマザーや障害の子を持つ母親の皆様から直接声を聞き、
支援の必要性を感じています。
保育園や学童保育、地域住民との繋がりを活かして日々の暮らしをやりくりされておりますが、『子供と触れあう時間も少なく、連休時に特別な体験をさせてあげる余裕も無い』『正直、とても辛い』という声も聞こえています。
まずは目の前の暮らしを守るため、困った人を助ける「つなぎ支援」が必要だと考えています。